生徒会室は寵愛の鳥籠(ONE PIECE長編学園パロ)
第16章 初めての…(*)
「れ、礼…?わぁ!」
ベッドに投げ出されていた折れそうに細い足首を掴むと、こちらに引き寄せる
そうすると必然的に、無理やり上体は再びベッドに引き倒された
獲物を捕らえたようなギラついた瞳で引き寄せた足に口付け、見せ付けるように舌を這わせてやる
「ッ…!」
もう片方の足も掴み軽々と開かせれば、シャツは裾から捲れあがりローの目下に晒されるのは可愛らしい下着のみ
「やだ…見ないで、っ」
まじまじと見つめられる熱い視線に耐えきれず、どうにか足を閉じようとするがビクともしない
すると足の間に身体を挟まれてしまえば、いよいよ閉じることが難しくなってしまう
そしていつの間にか腰の下に枕を敷かれ、上体をかがめたローの目の前に秘所が丸見えだった
「や、っ…ロー、」
へそ上まで捲れ上がっていたシャツをどうにか引っ張り下げようとしても、大きく開かれた足が邪魔をしてそれは叶わない
「あの…礼って、なに…」
「暴れんな。お前もヨくしてやるって言ってんだ」
唇を妖しく舐めつけながら、彼にしては綺麗すぎる笑みを口元に浮かべ至極楽しそうに喉奥で笑っている
逃げられない本能で畏怖しているのか、これからの行為への期待なのか
鼓動がうるさいくらいに音を立てる
そしてゆっくりと目線の先にいたローの顔が見えなくなると
「ふ、ァッ…」
ピチャリと卑猥な音が静かな室内に響き、柔らかな太腿がローの頭を優しく包み込んだ
既に潤い滴る蜜を、舌に掬うようにしながら舐めとる
割れ目を伝うように舌先でくすぐれば、腰が跳ねて頭上から甘い声が降ってくる
「ぁん、…ッ、ンン」
セナは逃れるように腰を揺らすが、より膝を抱え込まれ身動き一つ取れなくなってしまう
逃げるな、と言わんばかりにジュルッと音を立ててキツく吸い上げると大袈裟に腰がビクついた
「も、いい…からぁ」
「まだだ…ンッ」
「ひ、っアアッ」
視線を上げて口元は笑みを浮かべたまま、舌を細めてゆるゆると抜き差しする
水音とともに動きに合わせて漏れる声と、髪がパサパサとシーツを打つ音がローの耳には心地良い
腕の中で快楽に感じ溺れる彼女の姿に、僅かに目を細めた
膝を抱え込んだまま、ヒクつき上皮から顔を出した蕾を指で弾く
「ンッッ!…そこ…だめぇっ」
「ダメじゃねェだろ」
「ァアアッ、や、ぁ…ちが、ッ」
「認めろ、セナ」