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生徒会室は寵愛の鳥籠(ONE PIECE長編学園パロ)

第16章 初めての…(*)


脚の間で秘所を擦りあわせるように、指を動かせば時折イイところに当たるのかビクビクとした反応がある
喉が引きつりそうにヒクついているが、その声を出せはしない

「ふ、ンぅ…ッ」

強過ぎる快楽のせいか、声が出せない苦しさなのか瞳は生理的な涙が溜まっている

「っは…大して触ってもねェのにヤバいくらい濡れてるが、キスだけで期待してたのか」
「やぁ…っ、ちが…んっ」

恥ずかしさからか、フルフルと首を振ると涙がポロポロと零れ落ちた
その涙を舌で掬い取り、再び唇を重ねる

先ほどとは違う少ししょっぱい舌先に、悩ましげに眉をひそめた
と、同時に内股を撫で上げられる

「ぁ、ン…ぅ」
「何もしてねェのに、なんでこんな濡れてんだろうな」
「んん…しらな、ッひぁ!」

内股を往復するだけだった手が、いきなり熟れた蕾を擦り上げた
タイミング悪く抗議の声を上げようと唇を離した拍子で、甲高い声を上げてしまう

「ククッ」

思わず両手で口元を覆い隠すが、既に意味はない
もう何度目か、今にも泣き出しそうに歪む表情に思わず喉奥で笑みが溢れた

「っ、もぉ…!」
「ッ」

笑ったことが不服だったらしく、キッと睨みあげた瞳に気を取られていると下半身に違和感を感じる

「ローだけ余裕なんて、ズルイ」

熱の篭った吐息とともに、熱っぽく見上げる瞳はどこか恍惚としていて艶かしい
多少もたつきながらも、再びロー自身を取り出し小さな手で擦り上げる

「ッ」
「ふふ、大きくなった…」
「いちいち、言うんじゃねェ…」

嬉しそうにしながらも、動かす手は止めずに此方を伺うように見つめられれば
ゾクリと腹の底から湧き上がるような熱に目眩がしそうで動けなくなる

「やっぱり、カッコいい」
「はぁ?」

どこがだ。多分今の自分は余裕なさげに情けない顔を晒しているに違いないのに
そもそも今言われるべき言葉ではない気がする

「どんなローも、大好きよ」
「は…ッ、当たり前だ」

余裕がなくとも、口元に笑みを浮かべて挑発的に見下ろしてやると
手を止め、先走りに濡れた指をペロリと赤い舌が舐めた

カッと全身の熱が一点に集まる

その宝石のように輝き濡れた瞳は、明らかな情欲を孕んでこちらを誘惑してるようだった

「…どうなっても知らねェからな」
「ん…ローで、いっぱいにして…?」

「まずは、礼をしてやらねェと気が済まねェ」
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