• テキストサイズ

【MHA】DELETE

第4章 欠落した記憶


 切島くんと共に皆の元へ向かうと、朝のお葬式みたいなムードが嘘のように皆温かく私を迎えてくれた。
 そして始まったお部屋お披露目大会。一番手は幼馴染みの緑谷くんのお部屋。部屋中に張り巡らされた、ヒーローのポスターに圧倒された。部屋に貼られたポスターはオールマイトという有名なヒーローならしいが、残念乍私にはその人がどれだけ凄い人なのか分からなかった。
 続いて、常闇くんのお部屋。部屋中真っ黒で威圧感のある部屋。そして、それとは対照的に煌びやかな青山くんのお部屋。私の事を可愛い転入生と呼んでくれた峰田くんの部屋は何故かスルーし、三階へ。
 尾白くんの部屋は至ってシンプルだった。委員長である飯田くんの部屋は何故か眼鏡だらけだった。上鳴くんのお部屋はチャラチャラとした感じで、口田くんの部屋にはウサギがいて、人懐っこいウサギが凄く可愛かった。

 そして峰田くんの男子ばっかり言われっ放しなのは…という発言により、女子の部屋も見て誰がクラス一のインテリアか決める事になった。

 四階に上がり、爆豪くんの隣である切島くんの部屋へ。爆豪くんはくだらねえ先に寝ると言って既に寝床についたらしい。切島くんの部屋は、トレーニンググッズが溢れた実に漢気溢れる部屋だった。障子くんのお部屋は必要最低限の物しかなく、私の部屋とよく似ていた。
 続いて五階。瀬呂くんのお部屋はアジアンテイストで、お洒落なお部屋。男の子なのに、インテリアにも拘っていて凄いなあと、感動した。
 轟くんのお部屋は、何故か和室。皆、洋室な筈なのに、何故轟くんの部屋だけ和室なのかと思ったら、これも自身でリフォームしたらしい。頑張ったと本人は言っていたが、一朝一夕でこんな簡単にリフォームが出来るものなのか。

/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp