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ハイキュー 夢主攻め※R18

第36章 松川/可愛い彼氏*イベント小説



愛おしい、愛らしい、可愛い。

「ん?どーした?」

ニコリと微笑む松川さん。

(ヤバイ…可愛い!)

私は、不思議な感性を
持っているみたいで、
他の男子はあんまなのに、
松川さんはものすごく
可愛い生き物に見えてしまう。
それが私の彼氏だからなのかは
定かではないが、とにかく
可愛くて仕方がない。

「松川さん」

「んー?」

「今日、私の家泊まりに来ません?」

パサリと持っていた着替えを落とす。
なにかあったのか…?

「いいの?」

「明日部活なしですし
丁度いいかなぁと…」

私のその様子に、あぁ、と
1人で納得し、着替えを拾う。

「じゃあ、行こうかな」

ニコリと微笑む。
やっぱり可愛い…。



「お風呂 ありがとね〜」

ホカホカとしている松川さん。
何度もいうが可愛い。

(襲いたい…)

私は交代でお風呂に入る。
湯船に浸かると、一気に
疲れが吹っ飛ぶ気がする。

「2人きりなのに…恋人
らしいことできてないなぁ…」

心残りで少し悲しい。
こんな感じで、明日 先輩は
帰ってしまう。

(寝込み襲おうか…でも
松川さんも疲れてる…)

そう思うと私の我儘を
聞いてもらうのは、かなり
図々しい…と思う。

「だめだ…松川さんを休ませなきゃ」

独り言のように呟く、
ドアの向こうに松川さんが
居ることも知らず…。



「ふぅ…あがりました〜…よ?」

リビングに入ると、ソファの
背もたれにもたれかかり
寝息をたてる松川さんが目に入る。

「寝てるのか…」

私は松川さんに近づくと、
髪の毛を柔く撫であげた。

(サラサラだ…)

頭を撫で、指を絡めながら手を握る。

(大きい…)

顔を撫でたり、見つめたり、
好き勝手やって、最後に
キスをした。

「部屋に運ぼうかな…」

私は松川さんを背負うと、ヨタヨタ
しながら部屋に入る。
ベッドに降ろすと、またキスをして
離れようとした…その時。

「どこにいくの?」

驚いた、振り返ると 松川さんが
目を覚ましていたから。

「何時から?!」

「そもそも寝てないよ」

妖艶に笑う松川さんは、
部屋が暗いせいか、色っぽく見える。

「…じゃあ私がしてたこと」

「全部わかってた…し 興奮した」

(へ?なんて…?)
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