第18章 岩泉/頑固＊イベント小説

「今日こそ 俺が攻める！」

ドーンと効果音を入れたくなるような
気迫で、私に鼻高々と宣言する。
岩泉一、私の同級生で
クラスメイトであり彼氏。
そのクセに、私に攻められて
少し納得がいかないみたい。

「恥ずかしいの？」

「恥ずかしいわ！！！」

すかさずツッコミを入れられる。
そんなにかなぁ…とハテナを浮かべる。

「わかった、じゃあ攻めてみ？」

「ふぇ！？」

そして、それは始まった。


「…あんまり 気持ちよくない」

「うぅ…」

そう、私が攻める理由…それは
性感帯が人より浅い事。
浅すぎて気持ちいじゃなくて
ゾワゾワする感じ。

「ね、なんか変だよ…」

「無理…か…」

そうして項垂れるはじめの
頭を撫で、おでこに軽くキスを落とす。

「ん…」

そんな事でもちょっぴり感じる
はじめが可愛くて大好きだ。
私ははじめの首に腕を絡めると
唇にキスを落とす。
だんだん深くしていき、
舌を絡める。

「んっ…ふぁ…んんん」

口を離すと、やんわりと
体を触る。
少しもどかしそうに、
眉を歪ませる。

(この顔可愛い…)

しばらく見ていたかったけど、
はじめが怒るからすぐに
胸の突起部を弄り始める。

「んっああ…」

しばらく弄り、少し息が
荒くなってきたところをつき、
胸を舐める。

「ふぁあああ？！」

「…イッた？」

ぶわぁっと真っ赤になる
はじめに可愛いと囁くと、
ビクリと反応を示す。

「何処か触って欲しいところある？」

ニヤリと微笑むと、ムッとし
わかるだろ…と呟く。

「言ってくれないとわからないよ？」

そう言うと、はじめは
顔を赤くしてズボンを下げる。


「名前…ッ…」

「なあに？」

ふわりと笑むと、
はじめは、はぁっと息を吐く。

「俺…の ココ…
可笑しくなるまで 弄って…？」