第5章 西谷/ロッカー
なんで、今なのか?!
と言いたげな目で見られる。
それはきっと…
西谷くんが喜ぶと思ったから。
「んー!!んんん〜!!!!」
声を抑え、菅原くんと
澤村くんがロッカールームを
通り過ぎるのを待つ。
2人はしばらく駄弁っていたが
残り生徒がいないとわかると
その場を後にした。
「西谷くん、行ったよ
ほら 抑えなくていいよ?」
「ふぁっ…はぁっ…うっ んはぁ…」
「ね?興奮した?
あぁいうの好きでしょう?」
ニコリと微笑むと、
色っぽい顔でへらりと笑う。
「ん…きもちぃよ 名前」
あ、その顔反則…。
私はズボンとパンツを下ろすと
激しく突起物を扱う。
「はっ あっうう!!んはあぁ!!」
「西谷くん、可愛いよ?
でも声抑えた方がいいんじゃない?
もしかしたら扉の前に菅原くん達
いるかもよ?」
「やっ! いやぁ!そんなのやぁ!」
「じゃあ抑えて?」
「んっ…んんん…!!!!」
激しさは増し、西谷くんの
喘ぎもより一層のものになってきた。
私はラストスパートをかけるように
突起物を舐め、先の部分を甘噛する。
「はっ?!あっ?!
うぁあああああ!!!!」
口の中で白濁を吐き出し、西谷くんは
ぐたりと倒れた。
(西谷くん)
(…ん)
(にーしーのーやーくーん!)
(はっ?!)
(起きた?ほら、帰ろ?)
(…名前…立てない…)
(じゃあ、おぶってってあげる)
(…ん…ありがとう)
(いいえ、我儘な彼氏も大好きだから)
(俺も、大好き…)