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ハイキュー 夢主攻め※R18

第6章 山口/嫉妬※R18少なめ


「ツッキー!食べる?」

「ツッキー!あげる!」

「ツッキー!俺がやるよ!」

「ツッキー!これって
どーやるの?」

「っ!ごめんツッキー!」

「ツッキー!」

「ツッキー!!」

怒った。
真面目に怒った。私、怒った。

山口に真面目に怒ってしまった…!!

だいたい…私が勝手に嫉妬したのが
悪かった…そりゃ私のせいだよ?
でも毎回毎回…ツッキーツッキー
ツッキーツッキーつっきぃぃ!!!!
何度呼ぶの!?
呼びすぎにも程があるでしょ!?

「名前…?名前〜?」

この状態が30分ほど続いている。
でももう…なんかバカバカしいな…。

「ごめん山口…私が勝手に
嫉妬したのが悪かった…」

「ほっ…よかった〜 嫌われたのかと
思った…」

私が山口を嫌うはずがない。
それは私の彼氏だから。
馬鹿だなぁと笑い、暗い夜道を
並んで歩き帰った。

のが、1週間前。
何この状況…?

「ツッキー!大好き!」

「っ!?なに急に…気持ち悪い…」

「ごめんツッキー!
でも ほら!友達として的な!」

「はぁ…あのさ友達ってか
僕ら幼なじみデショ?
そーゆーの友達って言わないんじゃない?」

「んじゃなんてゆーのかな?」

「だから…幼なじみ…?」

「ツッキーは俺のこと好きじゃない…?」

「幼なじみとして…ってなら
まぁ、嫌いじゃないよ
てか嫌いだったら一緒に
いないから 普通」

「ほんと?!ありがとうツッキー!」

…なんなんだ この会話…!
月島羨ましい…!じゃなくて
好き?!は?!
幼なじみとしてって…私好きとか
なかなか言われないんですけど!!

相も変わらずツッキーかぁ…。
お前らもう付き合えや…←
そう思っていると山口から
声をかけられた。
私の反応は もちろん

無視。

「名前!?」

「…」

咄嗟に追いかけてくる山口。
とてとて と母を追うヒヨコのように
ついてくる。

「ねぇっ!怒ってるの?
俺なんかした?!」

「…」

「名前っっ!!」

私は無視して歩き、人気のない所で
立ち止まった。

「…名前?」
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