第5章 西谷/ロッカー
「あっ…ぐ」
「声 抑えて…
ココでしたいって言ったの
西谷くんなんだよ…?」
「あっ ごめ…んふぅ…うぅ…」
ロッカーの中で、西谷くんの
突起物を扱う。
こんなことになったのは、
数分前に遡る…。
「やっぱり、西谷くんはMだよね」
私の彼氏、西谷夕は 日常生活では
なにかと少し上手、リードしてくれたり
する 頼りがいのある彼氏なのだが
営みをするとなると、今までの
事が嘘のようにそれはもう一瞬の
早さでMに変わる。
「攻められる方が気持ちいんだから
仕方ねーだろ…っ!」
オールバックでツンツンの髪の毛を
掻きむしり、火照った顔を隠す。
ところで…ロッカールームで、
着替え待ちなのだが…
一向に着替える様子がない。
「ねぇ…西谷くん
早く着替えてよ?」
そう、催促の言葉をかけると
潤んだ瞳、赤らめた頬でこちらを
見つめられる。
「え…西谷くん…?」
「前の思い出して…たった…」
「う…そでしょう…」
下を見ると…確かに突起物が
これでもかと主張していた。
「苗字…ロッカーの中でしたい…」
なんですと…?今…なんて???
ロッカーの…中?
どこのエロ漫画だよ…?!
なんてツッコミ所満載のセリフだったが、
まぁ 可愛いので許そう。←
一際大きめのロッカーを選び、
西谷くんを中に入れ、私も中に入る。
ぎゅうぎゅうで、少しでも顔を動かせば
すぐにキスができるぐらいの位置。
…と、そんな事より、入り方が
まずかったのか、西谷くんの
突起物が私の膝に当たっているのがわかった。
「…苗字…そのっ…膝動かして…っ」
やっぱりMだなぁ…と思い、
他の愛撫もそこそこに
膝を動かした。
「んぁ!! はっ…ぅ きもちっ…
きもちぃ…!!」
そう言って喘ぐ西谷くんを
私はいつも可愛いと思っている。
そんな愛撫を繰り返して
弄んでいると
「!?」
声が聞こえた。
菅原くんと澤村くん?!
「西谷くん!シーッ!」
小声で言うと、西谷くんは
とっさに口を塞ぐ。
その抑えている表情がなんとも
可愛らしく、エロい。
私は感情のままに、膝を動かした。
「ふーっ…ふーっ…んっ!
ゔぅ〜!!!!」