• テキストサイズ

Memory of Marmaid ~水の記憶~ 

第2章 再開のスターティングブロック!!


---------------------------
---------------
--------

電車に乗り、ついた鮫柄では、水泳部の場所はすぐに見つかった。強豪と言われるだけあって大きなプール。



「凛ちゃんいる?」

「いないねぇ。」

「休みなのかも…なぁ、ハル…」


プールを前にして服を脱ぎ始めた遥に真琴は慌ててその手をつかむ。

「ってここで脱いじゃ駄目だから!」

「泳げるからって連れてきたのは真琴だろ!」

「まぁまぁハルちゃん。練習終わって人がいなくなってから泳ごうよ!ね?」

「それはそれで、また不法侵入な気も…」

「大丈夫!さっきの先生も一度の人生好きにやれって言ってた…」



「ハルちゃんストップ!!」

渚の声は水沙音の声に消された。顔を向けるとすでにズボンを脱いだ遥がそこにいた。





「だから待って!」

/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp