第2章 再開のスターティングブロック!!
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「ねぇ、ハルちゃん。帰ってきちゃっていいの?」
「なら、なんでお前もついてきた。」
「まこちゃんにハルちゃんの監視を頼まれました。」
おでこに手を当てて敬礼する水沙音をよそに遥は風呂場へと入っていった。
残された水沙音。ため息をつくと冷蔵庫からお茶を出しコップに注ぐ。
ピンポーンと音が聞こえたので、外へ出ると昼時に見かけたあの赤毛の少女。松岡江がそこにいた。
「…江ちゃん…?」
「お久しぶりです。」
江の後ろに真琴と渚の姿も見え、手を振る。江も後ろも振り返ると軽くお辞儀をした。
「ハルちゃんは?」
「お風呂。」
「またぁ…」