• テキストサイズ

Memory of Marmaid ~水の記憶~ 

第2章 再開のスターティングブロック!!


「夢…か。」

「いや夢じゃないからぁ!」

次の日のお昼休み。水沙音達は中庭の木の下で昼食をとっていた。


「でもホントなんだったんだろう?凛ちゃん可笑しかったよ。」

「そっくりさん。」

「そっくりさんがなんでハルに勝負を持ちかけるのさ?」

「なら幽霊。」

「足あったよ?」

「じゃぁ、ドッペルゲンガー。」

「あ!それ懐かしい!スイミングでも流行ったよね!情熱合体ドッペルゲ…」

「真琴五月蠅い。」

「なんだよ二人とも!」

そんな彼らの中で楽しそうに笑う水沙音。こういうところは男の子っていいなぁと素直に思う。
ジュースのストローを吸いながらふと、こちらを見ている赤毛の少女と目が合った。少女は軽くお辞儀をした。


/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp