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え、色々おかしいんですけど!?【IDOLiSH7】

第1章 第1章”私はIDOLiSH7の世界に来てしまった”


貴「あの……ですね……」
そう音々が言うと、IDOLiSH7の全員が真剣な顔つきになった。
貴「私はこの世界の人ではないというか……その...…ですね………」
一「つまり、私たちのこの世界の他に別の世界があって、あなたはその別の世界からやって来た、と言うことですか?」
さすがは一織だ。的確な発言に音々はびっくりした。
貴「んまぁ………そういうことになるのかな……?」
六「oh!!まるでアニメの様なシチュエーションデスネ!」
そうナギが目を輝かせて言うと、
三「アホか!こいつは困ってんだ!なにか戻る方法を考えないといけないだろうが!」
六「アウチっ!暴力反対デース!」
そんな光景を見ながら、音々は衝撃の事実を口にする。
貴「あの…………私……両親も身寄りもいないんです…….。」
これこそ全員が目を見開いた。驚きを隠せない、と言ったところだろうか。
貴「両親は幼い頃に事故で亡くなってしまって……。親戚は私のことを厄介扱いして、ずっと孤児院にいて……最近…………1人暮らしを初めたんです。」
だから、と音々が言葉を付け加えると、
六「話してくれてありがとうございます。あなたはそんなにも辛い人生を送っていたのですね……。大丈夫です。これからはワタシたちがいますからね。」
音々は大粒の涙を流した。そんな音々をナギは優しく抱きしめた。
二「おぉ、さすがナギだなー。」
環「ナギっちすげー。」
ナギを除くIDOLiSH7全員がナギに感心していた。
さすが、ナギだと。
壮「でも……ずっとこの世界にいるとして、どこに住むんだい?」
感動に水を差すような発言だが、壮五の言う通りである。
二「あー、マネージャーにでも相談するか?」
三「いや、社長じゃね?」
一「とりあえず、事務所の方に行きましょう。……2人はここで待っててください。」
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