え、色々おかしいんですけど!?【IDOLiSH7】
第2章 ”よろしくこの世界”
貴「んーと、明日来ていく服はー…ってないやん!」
音々は叫んだ。
貴「化粧道具もないし……どうすんのこれー!!!」
大「どーしたどーした。お兄さんに言ってみなさい。」
貴「……服。……化粧道具ない……。………う"わ"ぁぁぁ!」←
大「落ち着きなさい。そして静かにしようか。」
貴「( 'ω')ウィッス」←
大和はやれやれといった様子で音々を見つめる。
そして、
大「服は別に俺の貸すし、化粧道具はマネージャーにでも借りゃいいっしょ。」
貴「あ、あの。し、下着は……」
大「それは自分でマネージャーにでも相談してこい。俺が言ったらただの変態だ。」
貴「はぁい。」
音々は大和と一緒に自分の部屋(仮)を出ると
そこには噂してたマネージャーがいた。
紡「貴方が音々さんですか!よろしくお願いしますね!」
貴「よ、よろしくね。」
紡「あ、申し遅れました!私は小鳥遊紡です!
これは、あれですあれ!………察してください。」
貴「あ、あー。あれね。わかった。ありがとね紡ちゃん。」
紡「いえいえ!では失礼します!」
大和は薄々察した。その袋が何なのかを。
そして思った。俺らのマネージャー気が利くな、と。
大「買いに行く手間省けてよかったな。」
貴「そうですね!」
リビングにナギが来た。
六「oh......ヤマト、抜けがけはよくありませんよ。」
大「なんだよ抜けがけって!そんなんじゃねーよ。」
六「わかりやすい嘘をつきますね。」
大「んだよ!このヤロウ」
大和は知っていた。
音々を一目見た時に感じた胸の鼓動を。
自分の物にしてしまいたいと、
思ってしまうこの感情を。
六「なら、ワタシが音々の気持ちを奪ってもいいですか?」
大「……それはだめだけど……」
六「ヤマト、珍しく素直です。」
大「うるせ」
貴「………あのー。私、空気。」
幸い今の会話は聞かれてなかったらしい。
六「oh......ソーリーです。」
大「すまんすまん。じゃ、また明日な。」
貴「はい!おやすみなさい!」