第66章 青い海、白い砂浜
『小夜ちゃーん!』
私は海の方を小走りで走って向かえば、小夜ちゃんを含むショタ大歓迎達がこちらに手を振ってくれた
私は急ぎ足でみんなの所に向かった
『小夜ちゃんお待たせ!』
小夜「……待ってた」
『待たせてごめんね小夜ちゃん…!』
私は海に足を付けてる小夜ちゃんの頭をぽんぽんと撫でた
すると小夜ちゃんは嬉しそうに笑った
そして、皆が膨らましてくれたであろう、アヒルさんボートの様な乗れるタイプの浮き輪を私の目の前に持ってきた小夜ちゃん
小夜「…これ、一緒に乗りたい」
アヒルの浮き輪ボート…小夜ちゃん、可愛すぎかよ……!
一緒に乗って沈まないかな…小夜ちゃん軽いけど私…ま、まぁ大丈夫だよね……多分
『よし、じゃあ一緒に乗ろっか!』
小夜「うん……!」
私は小夜ちゃんとアヒルの浮き輪ボートを持ち海に浮かべる
『小夜ちゃん先に乗っていいよ?』
小夜「じゃあ……」
小夜ちゃんは私の言った通りに先にアヒルに跨った
そして私も小夜ちゃんを後ろから抱きしめるように浮き輪ボートに跨った
『おぉ、浮いた……!』
小夜「浮いてるの気持ちいい…」
アヒルの首に捕まり、浮いてる浮遊感が楽しいのか小夜ちゃんは嬉しそうに微笑んだ
可愛い小夜ちゃん…可愛くてたまらない……!
小夜ちゃんの可愛さに行き場のなくなったこの気持ちをどうにかしようと思い、私は強く小夜ちゃんを抱きしめた
『小夜ちゃん可愛い…!!!』
小夜「!……主…、恥ずかしいから……」
そう言いながら頬をピンク色に染める小夜ちゃんは更に可愛くて私は今にも海に沈みそうな気分だった