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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第66章 青い海、白い砂浜





私は背中に日焼け止めを塗ってもらおうとシートの上にうつ伏せに寝そべった


『じゃあ長谷部、お願いね』


長谷部「はい…お任せを…!」


そう言って日焼け止めを手に、長谷部は私の方に近寄ってきた
日焼け止めを手に出せば、ゆっくり私の背中へと塗ってくる


『………………』


長谷部「………………」


巴形「……………………」


………………いや、ちょっと待って
何このしんみりさ……!!
なにか喋ろうよ……!!

そう思いながらじっとしていれば、長谷部の手の震えが私の背中に伝わった

……長谷部手震えてる…なんで?
その震えやめてくれないかな…こっちが不安になるから……!


『は、長谷部……?』


長谷部「……何か?」


『いや、なんか手震えてるけど…』


長谷部「当たり前でしょう…今この手は…主の肌の上にある……これが震えずに居られますか…!」


『うん。ごめん、何言ってるかさっぱりわからない』


肌の上にって、日焼け止め塗ってるんだから触るのは当たり前でしょ…
長谷部、初々し過ぎかよ…!

それでも長谷部は一生懸命日焼け止めを塗ってくれる
それをじっと見つめている巴形

しばらくすれば、日焼け止めも塗り終え長谷部は身体を離した


長谷部「…さ、終わりましたよ」


『ありがとう、長谷部!助かった!巴もありがとね?じゃあ、私の愛しの小夜ちゃんが待ってるから行くね!』


塗り終えたことを告げられれば私はすぐさま起き上がり、海で待ってるであろう小夜ちゃん達のところへと向かった



長谷部「主の肌…柔らかいな…」


巴形「胸も柔らかかったぞ」


長谷部「……!?貴様…、触ったのか…!?」


巴形「…………」


長谷部「無視をするな…!」



何だかんだ仲のいい巴形と長谷部だった



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