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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第63章 ひんやりな夜





『もー、いきなり声かけてこないでよ…!』


一期「主が部屋の前でぼーっとしていたので、つい」


ぼーっとしてた訳じゃないっつーの…!
可愛い愛しい短刀ちゃんが居ないからビックリしてただけだし……


『あ、一期。短刀ちゃん達どこ行ったの?』


一期「あぁ、皆ならにっかり殿の部屋へ行っているよ」


『え、にっかり?なんでまた……』


一期「気になるなら、主も行ってみたらどうです?弟達もきっと喜びます」


…………確かに気になる……
短刀ちゃんがいる所ならばどこでも気になる…!
これは行くべき?行くべきだよね?
私の本能が行けと言っている……!!!


『ま、まぁ…様子見くらいは行ってみよっかな……』


一期「はい。私も終わる頃に弟達を迎えに行くので、それまで弟達をよろしくお願い申し上げる」


……ん?終わる頃にって何?
意味深過ぎて分からない……!!


『あのさ……終わる頃って…?』


一期「にっかり殿の部屋に行けばわかります」


『………とりあえず行ってくる』


私は一期の言葉が気になりすぎて、早歩きでにっかりの部屋へと向かった


一期「…主、泣かないことを祈っておりまする」


そんな一期の声はなまえに届かず空気に消えた


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