第8章 夜這いにご注意
三日月「まぁ、最近は寝つきが悪くてなぁ…けども、今日はぐっすりと眠れそうだ…ぬくもりもあるからな」
そういって三日月は甘えるようにぎゅっと抱きしめ直してきた。
なんか大きいのに可愛い…癒し系?
『よしよし…』
つい子供を撫でるように撫でてしまった。
こうゆう癒し系刀剣男子には会ったことないからなぁ、まだ!…薬研を抜いた短刀は可愛いけどね!
ほたるんもかわいいぞ!!!もちろん!
三日月「はっはっはっ、じじいが小娘に撫でられるとは…新鮮なものだ」
嬉しそうに笑いながら密着してくる三日月。
『じじい…?誰の事?』
じじいって誰?え、私に見えないだけでじじいがどこかにいるのか!?
三日月「俺がじじいさ。平安時代の刀だからな」
……………………は?
三日月がじじい…………?
おま、待て…全国のじじいに謝れ
『三日月がじじい?…ふざけんなぁぁ!!!こんな綺麗なじじいが居てたまるか!!!あ、いえ、じじいじゃないです、美しいです、はい』
やばい、本音が漏れてしまった←
ラスボスに暴言吐くのは避けなきゃ…
だってラスボスの機嫌損ねて、仲間集めて私の首落としに来たらどうすんの!!!
危ない……命消えそうだったわ…
美しいって言っといてごまかせたかな、うん!