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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第61章 どちらさんでしょうか





〜 広間 〜


鶯丸「やっぱりこうゆうのがいいだろう」


膝丸「…き、際どいな……」


今剣「ぼくはこっちがいいとおもいます!かわいくて、あるじさまに似合いますよ、きっと!」


鶴丸「いや、それは子供っぽくないか?」


長曽祢「まぁ、露出が多いのに越したことはないな」


蛍丸「まぁね」


広間の出入口まで来れば、皆集まって何かを見ながら話し込んでいるのが見えた


『…なにしてるんだろ』


夕餉時間だというのに、テーブルにはまだ夕餉は用意されておらず、テーブルを囲むように皆座っていて、何か一点を見つめながら話していた
その様子が気になり、私はそっと皆に近付きこっそりとテーブルの物を覗いた


『……………………』


皆が見つめている一点の物を見れば、それは女性ものの水着が載った本だった

……こいつらは一体…
しかもショタ達まで見てるし……!
目の毒…ショタが汚れる……!
って、その前にどっからそんな本を…!

私がしかめっ面をしながら立っていれば、三日月と目が合った


三日月「おぉ、主。来たか」


『…それより…何見てんの、お前ら』


小狐丸「ぬしさまと海に行けると聞いて、水着を選んでおりました」


『水着?この本女性物だけど……?』


蜂須賀「当たり前だろう?主の水着を選んでいるのだから」


『……………………』


いやいやいやいや、頼んでない
選んで?とか言ってない
その前に海に行くってことも言ってない
え?なんで知ってんの?

犯人はアイツらしかいない…


『清光、安定……言った?』


加州「……言ってないよ?」


安定「うん、言った記憶とかないから」


コイツら、とぼけんなや…!
海行くとかお前らにしか言ってないんじゃ!!!
はぁ…まぁ刀剣達がなんと言おうが水着は自分で選ぶからいいけど……


私は小さくため息を吐きながら再び皆に目を向けた


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