第58章 我が本丸、本格始動
『光忠、ごちそうさま~』
朝食を食べ終え、私は自分の食べた食器を台所へと運び台所に立っていた光忠に声を掛ける
すると、それに気づいた光忠は私に目を向けた
燭台切「あ、主。良い所に」
『ん?なにかあった?』
燭台切「これから昨日言ってた甘酒を買いに行くんだけど、主も一緒に行かない?」
甘酒…そうだった…忘れてた…
今日買いに行くって言ってたっけ…
あれ、でも光忠が買ってきてくれるって言ってたはずじゃ…
『光忠が買ってきてくれるんじゃなかった…?』
燭台切「まぁ、僕一人で行ってきても良いんだけど…たまには主と買い物もいいかなって思って」
言われてみたら光忠とは外出したことなかったなぁ
この後特に予定はないし、買い物手伝おうかな!
『そうゆうことなら大歓迎だよ!』
燭台切「ありがとう。なら今から行こうか。片付けは歌仙くんに頼んであるからね」
『うんわかった!じゃあとりあえず、お財布だけ持ってくるから玄関で待っててくれる?』
燭台切「あぁ、了解。先に待ってるよ」
私は燭台切と別れて、一度部屋に戻り財布を持ちに行った