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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第58章 我が本丸、本格始動





『なんてゆうか、その……』


太鼓鐘「主、嫌だったか?」


『い、嫌じゃない!貞ちゃんなら大歓迎だよ!可愛いし可愛いし可愛いから!』


その言葉に貞ちゃんは再びぎゅっと抱きついてきた
その姿が可愛くてたまらない!なんて思っていれば、鼻からツーっと何かが垂れた


太鼓鐘「あ、主鼻血…!」


貞ちゃんの言葉に私は自分の鼻に触り、その指を見れば真っ赤な鮮血が流れていた


『えっ、うわっ…まじだ!』


太鼓鐘「ちり紙ちり紙…!」



宗三「昼から元気ですね、相変わらず」


小夜「主らしい」


江雪「和睦ですね……」


慌ただしいなまえの姿を遠くから見守る左文字
その慌ただしさに、長谷部が駆け付けた


長谷部「あ、主!血が…!何故こんなことに!」


『いや、これは貞ちゃんのせい……』


私はちり紙で鼻を抑えながら、つい貞ちゃんを指さしてしまった
すると、長谷部が鬼の形相で貞ちゃんの肩を揺さぶった


長谷部「主に何をした…!」


太鼓鐘「えっ、いや、俺は何も…!」


あ、これやばい…事が大きくなっている!
いや、でも鼻血が出たのは貞ちゃんが可愛いせいだし嘘ではないよね?
私は事実しか言ってない…よって何の問題もないってわけだ

すると、誰かに両端からぎゅっと抱きしめられた


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