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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第58章 我が本丸、本格始動





んー、今日も美味しそう…
朝食べられなかったからより食欲がそそられる

そんなことを思いながら私はテーブルに料理を運ぶ
すると、テーブルに座っていた刀剣が声をかけてきた


鶴丸「おっ。朝餉も食べずに手伝いとは、偉いな主!」


『別に…断りざる負えなかったんだもの…仕方ない』


私はそっとため息をつき、テーブルに食事を置こうとすれば後ろから誰かに抱き着かれた


『ちょ、今手伝い中なんだから抱き着かないでよ…って………』


また変態共の誰かが抱き着いてきたのかと思い、軽くあしらおうと振り向いたが、抱き着いている相手を見てフリーズしてしまった


太鼓鐘「あ、ごめんごめん!つい、な」


後ろから抱き着いたままひょっこり顔をのぞかせる貞ちゃん
にっと笑いながらこちらを見てくる姿がとても愛らしかった


『……あ、貞ちゃん…』


ま、まさか抱き着いてきたのが貞ちゃんだなんて…聞いてないよぉぉぉぉおお!
貞ちゃんなら可愛いし、下心ないし抱き着かれても大歓迎なのに…!
あぁ…やっぱりいついかなる時でも、相手の確認をしないとダメだな…学習した…

私は落ち込みながら、テーブルに料理を置けば貞ちゃんの方をそっと見た


『貞ちゃん…その…』


太鼓鐘「抱き着いてごめんな!」


鶴丸「貞坊が怒られてる、あの短刀大好き主が怒った…レアだぞレア!」


何故か嬉しそうに笑っている鶴丸
とりあえず殴りたいけどぐっと我慢…!


『あの貞ちゃん…!これは違くて…!』


そんな私の言葉に貞ちゃんはきょとんとしながら首を傾げた


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