第2章 刀剣男子
とりあえず暫くして泣き止んだショタくん。
さて、どうしたものか…
『あの、名前聞いてもいい?』
?「俺、蛍丸。よろしくね」
『蛍丸か!見た目も可愛いけど名前も可愛いね!』
そう言って、蛍丸の頭をなでなでした。
すると、嬉しそうに笑みを浮かべながら私を見上げ。
蛍丸「なでなでするの、楽しい?」
『くはっ……!!!か、かわいすぎて…無理…』
ちーーーーん
こんのすけ「主さまーー!!!お気を確かに!!」
『そうだった…!こんな所で可愛さ死してる場合じゃねー!蛍丸、他の刀剣たちって此処に住んでるの?』
蛍丸「…たぶん居たとしても動けない刀ばかりだと思うよ…」
『そっか…なら片っ端から私の神力を使って手入れするしかない…!』
蛍丸「俺にできることなら手伝うよ」
『ありがとう蛍ー!!!』
ぎゅうううううううううううううう
こんのすけ「主さま!ショタコンで逮捕されますぞ!って、それよりも!神力は無限に使えるわけでは有りません!ほどほどにしないと倒れてしまいますぞ!」
『え?まじで?じゃあ順番にヤる?』
こんのすけ「主さま!字が違いますぞ!」
蛍丸「…主って変な人…。じゃあ、屋敷の中探索する?」
『なんか聞こえたけど気のせいか…!って、屋敷入るのか…私死ぬかな?』
蛍丸「大丈夫、俺が守るよ」
………ん?可愛い顔してカッコイイこと言ってる!?
なんだこのギャップは!!!たまらん!!!!
『蛍…結婚しよう』
こんのすけ「主さまー!?いい加減にしないとこんのすけは帰りますぞ!?」
『はいはい、では屋敷の中へれっつごー!』
こうして蛍丸とこんのすけと私は屋敷の中に入っていったのである。