第58章 我が本丸、本格始動
『タブレット?ってゆうか、演練ってどんな感じなの?』
こんのすけ「はい!演練とは、他の本丸の刀剣と手合わせをする様な形になります!」
『ほうほう…で?』
こんのすけ「え、えっと、それをすることによって刀剣達が経験値を貰えるんです!その経験値によって、今よりも強くなるってことです!」
『なるほど!それは嬉しいね!何かと強い方が良いし、うちの本丸ブラックだったからあんまり強そうじゃないし、これを機会に強くしておこうっと』
私はこんのすけからタブレットを受け取れば、早速画面の募集一覧を眺めれば上から順に募集がたくさんかけられていた
こんのすけ「強い方が、今後出陣の際にも有利になるのでオススメです!でも、中にはマナーの悪い審神者も居るのでお気をつけを!」
『了解了解…こんのすけから言われた出陣とか演練とかはまだ皆にも話してないから、話してから実行するね?』
こんのすけ「はい!了解しました!……それはそうと…主様の格好…どうしたんですか?」
『え?』
私はこんのすけの言葉に自分の格好を見た
目に映ったのはピンクのナース服だった
あ、着替えるの忘れてた…!
明石に襲われたから着替えてる余裕がなかったんだった…くっそ、こんのすけに見られてしまうなんて!
こんのすけ「主様はそうゆう衣装がお好きなんですね」
『違う!断じて違うから!これは包丁に頼まれて…』
こんのすけ「何だかんだ皆様と仲良くやっているようでこんのすけも安心しました!これからもこの本丸をよろしくお願いします!」
そう言ってこんのすけは少しだけ頭を下げた
それに釣られて私も少しだけ頭を下げた
『こ、こちらこそ!これからもよろしくね?』
こんのすけ「はい!ではこんのすけはこの辺で!」
すると、こんのすけはボンッとその場から姿を消した