第58章 我が本丸、本格始動
『それで、こんのすけ何か用事あったの?』
こんのすけ「あ、そうでした!お話しすることがたくさんありまして…」
こんのすけは、これから話すであろう内容の書かれたメモを取りだしてそれを眺めた
すると、それを見た明石は腰を上げた
明石「仕事の話なら自分は席を外しますわ」
『あ、ごめんね?ありがとう明石』
明石「いえ、じゃあまた」
明石は薄く笑みを浮かべ、部屋を出て行った
あぁ、いい子になったな…本当に。
ちゃんと察せる力も身についたんだね、いい子だ!
『それで話って…良い方?それとも悪い方?』
今朝政府に変な話聞いたか、話があるって言われると身構えちゃうんだよね…
しかも一対一だと尚更!
そんなことを考えていればこんのすけが口を開いた
こんのすけ「もちろん良い方です!この本丸について!」
『よ、良かったぁ…。で、どんな内容?』
こんのすけ「はい!この本丸に馬を導入しました!それと、畑の設置も設けたのでご報告に参った次第です!」
『馬と畑…!?いつの間にそんなものが…』
こんのすけ「ささっと、このこんのすけの凄腕で配置しておきました!」
…恐るべし、こんのすけ…
こんのすけ「馬は本丸の後ろ、小屋に居ますので見に行ってみてください!それと畑は庭から少し離れた場所にあるのでぜひ何かを育てて頂けたら幸いです!それと、演練についてですが、募集はこれで確認してください!」
こんのすけは私に小さなタブレットを渡してきた