第55章 私の仕事ぶりは健全です
応接間へと来れば、政府さんと向かい合うように座った
何だか気まずいこの雰囲気……
私は政府さんに話すことなんて何一つないんだよね…
あぁ、頼むから早く喋ってくれ…!!
そんな事を内心で思っていれば、政府さんは持っていたカバンから何やら取り出した
政府「これは一体なんですか?」
そう言って政府が取り出したのは、私がこんのすけから言われてカメラで撮った刀剣達の写真だった
『え?何か問題でも…?』
この写真になんの問題があるって言うんだろうか
特に変わった様子はないんだけど……
すると、政府さんはニッコリと笑った
政府「こっちは短刀であろう太ももの写真。そして貴女の性癖が感じられる…この見下すようなアングルの写真。そして、明らかに貴女の趣味であろうこの写真の数々…どうゆうおつもりで?」
『………………』
私は出された写真を一枚ずつ見れば、政府の言う通り…短刀の太ももや、薬研に頼んで撮った見下すような写真…そして皆の赤面写真などがあった
え、これダメだったの…?
怒られる理由がわからない!
ここ私の本丸だし、本丸の日常を撮れって言ったよね?
本丸の日常ってことは、私の目に映ったものを撮れって事だよね?
矛盾し過ぎだぜ、政府さん!