第54章 泥酔いはいけません
包丁「んー、よく寝た!」
信濃「今日も天気が良くていい日になりそうだね」
粟田口の面々はいい朝を迎え、朝食のいい香りがする広間へと向かった
秋田「今日の朝食はなんでしょうね……って……えぇ…!?」
広間に到着した粟田口は広間を見て唖然としてしまった
何故ながら、昨晩泥酔いした刀剣と疲れてその場で寝てしまったなまえや薬研の姿があったからだ
まるで死体のように転がって寝ている姿に、短刀達は開いた口が塞がらなかった
後藤「な、何があったんだよ!?」
そんな驚いている短刀を他所に、燭台切が台所から顔を出した
燭台切「おはよう、皆。広間の半分今日は使えないから、そっちの空いている方を使ってくれるかな?」
五虎退「え……あ、はい……」
厚「と、とりあえず座るか……」
短刀達は、燭台切に言われた通り空いてるテーブルへと座った
そこに食事を運んでくる燭台切と歌仙
すると、どんどん寝起きの刀剣達が広間へと集まってきた
蛍丸「…あれ、ここ戦場?」
愛染「なんだよこれ…」
明石「どれだけ飲んで騒いだん…この人達」
宗三「きっとバカなんでしょう」
和泉守「いや、バカにも程があんだろ…」
長谷部「コイツらがバカなのはいいが…主までバカだったとは…主…貴方って人は……!」
爆睡しているなまえ達にボロクソいう声など届くことは無かった
そんな中、泥酔いチームを放置し朝食が始まった