第52章 新たなる刀は3時間
あれから、燭台切に夕餉が出来たと呼び出され私は千子を連れて広間まできた
広間にはいつも通りにたくさんの刀剣達で溢れていた
その様子を見た千子は口を開いた
千子「ほう、この本丸には刀がたくさんいマスね。もしかして……アナタは刀マニアですか?」
『いや、別に刀マニアではないかな。そもそも此処はブラック本丸だったし、私はここ最近引き継いだだけだからね』
千子「意外と苦労しているんデスね……」
『まぁ、それなりに……?』
楽しいことももちろんだけど、やっぱり色々苦労することもあるのは事実で……
でも短刀可愛いから頑張れるよ!私!
そんなことを考えていれば、神の褒美かわからないが今剣と小夜が近寄ってきた
今剣「あるじさま!いっしょにごはんたべましょうよ!」
小夜「柿もあるから…」
そう言って、二人は私の手を握りテーブルの方に引っ張ってきた
『うん!じゃあ今日は三人で仲良く食べようね!』
あぁ、可愛い…もう癒しでしかない……!
そんなことを思いながら、二人の可愛さに逆らえずに千子を放置して私は二人について行った
千子「……huhuhuhu…放置プレイとは、こうゆうことでショウか…」
亀甲「放置プレイ…だと!ンッフフ…新入りのくせに、ご主人様から放置プレイを受けるなんて…正直羨ましいよ!」
千子「………はぁ」
亀甲「ぼくもご主人様に放置プレイされたいし、もっともっと縛られたい……けど、我慢しないとご主人様に引かれるからね…引く理由もよく分かってないけど、ね」
放置された千子は亀甲に捕まり、同じテーブルに連れていかれたのだった