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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第7章 本丸を綺麗にします





『薬研…変な薬を混入してないだろうな?』


薬研「期待してるところ悪いが、それはただの風邪薬だぜ?」


にやにやしながらこちらを見てくる薬研。


『誰も期待なんてしてないわ…!!!』


ふんっと顔を逸らし、私は白い包み紙を開けた。


『うわ……粉薬か…』


まじか…
この時代だから錠剤という便利なものはないのだな…
粉薬苦いんだよね……


薬研「?…どうした?」


『いや…現世には錠剤ってゆう粒で出来た薬があってね…それだと飲みやすいんだよ~』


薬研「ほう…そいつは興味深いな。じゃあその薬、こっちに貸してみろ」


『?…錠剤にしてくれるのか!?』


私は薬の入った包み紙を薬研に渡した。


薬研「いや、俺にはまだそんな知識は無いからできんが……んっ」


『…え!?何やってんの…?』


薬研がいきなり粉薬を自分の口に入れて水を含んだ。
一体この子はなんなのだ…と見ていると…


『え、ちょっ……んんっ!!』


いきなり口移しとやらをしてきた。

私は驚いて流れ込んできた薬をゴクリと飲み干した。


薬研「ん…、これで良し」


唇を離した薬研は私を見ながら満足そうに笑った。


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