第7章 本丸を綺麗にします
部屋に入ってきた薬研は私の姿をジッと見ている。
薬研「おぉ、随分とエロい格好してるなぁ、大将」
『は!?エロいのはお前の頭の中だ…!』
はぁ…なんで薬飲むだけでこんな目に…
あぁ……まんばくんが恋しい…←
薬研「はは、それにいい匂いするな。風呂にでも入ったのか?」
『あ、うん!本丸綺麗になったでしょ?だからお風呂も使えるようになったんだよ!』
薬研『ほう、なら俺も後で入りに行ってみるか。…大将、一緒に入るか?』
『なんでそうなる!?』
薬研「いいじゃねぇか、俺っちショタだし」
『そうゆう時だけショタを名乗るのはずるいぞ!!薬研は本当にショタ詐欺だからね!?』
見た目ショタのくせに、本当に詐欺ってる…
罪だよね、うん
薬研「一応ショタだからな、何をしても許されるってもんだ」
『許されません、てか許さない。キミはショタであってショタじゃないから!!!』
薬研「男として意識されるのは嫌な気はしないぜ?さて…これが風邪薬だ。大将は疲れが溜まってるみたいだったから、疲労回復も調合しといた」
『あ、ありがとう…』
そう言って、白い包み紙に入った粉薬を差し出してきたのを受け取る。