第7章 本丸を綺麗にします
部屋に一人になってもう一度自分の格好を見直す。
『この後薬研が薬持ってくるって言ってたなぁ…とりあえず着替えるか……って、え?私の荷物は!?』
部屋を見渡せば私のキャリーケースが見当たらない。
なぜだ?こんのすけか?荷物ごとワープしやがったか?
まじで許さんぞ…こんのすけ…!!!!!!!
そんな事を一人で繰り広げている中、襖から薬研の声が聞こえた。
薬研「大将、薬持ってきたぜ」
おい、まじか。間が悪い奴だ…←
とりあえず着替えたかった!!!!
それにあんなエロショタを部屋に入れたら危険だ…
ここは部屋には入れずに薬だけもらって追い返そう!←
とりあえず自ら襖を少し開けて薬研を覗く。
『薬研、ありがとう…もう遅いし、薬くらい一人で飲めるから部屋に戻っていいよ?』
薬研「いーや、大将が薬を飲むまで付き添うぜ?」
なんでだよ!!帰れよ!!!頼むから!!
『い、いいって…私大人だから…!』
薬研「大将が薬を飲むような人間には見えないからな、俺っちが責任もって面倒見るぜ?」
おいおいおい、顔が意地悪な顔だぞ薬研!
わざとだ、こいつわざと…意地でも部屋に入る気か!!
薬研「それじゃ、お邪魔するぜ」
『あ!ちょ、勝手に!!!』
襖をガッと開けて中に入ってきた薬研…を止めることは…出来なかった。もはや遅かった←