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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第50章 生憎な雨降り





〜 浦島side 〜


さっき小烏丸さんに会って、あるじさんが雨に濡れたって聞いたからタオルを持ってきた
けど、部屋に入ったら…あるじさんと大和守さんが抱き合ってて…俺はフリーズした

胸元のはだけてる部分を指摘すれば、あるじさんは酷く動揺して……怪しい

何しようとしてたんだろう…そう考えれば嫌な気持ちしかしなかった

考えるな俺……平常心平常心!
いつも通りあるじさんに接しなきゃな!


浦島「あ、そうだ!あるじさんが雨に濡れたって聞いたから、俺タオル持ってきたんだ!」


俺はいつものテンションであるじさんにタオルを見せた
すると、あるじさんは少し驚いたようにこちらを見た


『あ、ありがとう…!さっき買い物帰りに雨に降られちゃってさ』


浦島「そっかぁー。あるじさん、寒くない?大丈夫?」


『あ、うん。着替えたし大丈夫!』


あるじさんはいつも通りの対応だった
俺はその対応が酷く安心した

まぁ、大和守さんは俺を睨みつけてるけど…

そんな大和守さんを俺はちらりと見れば、ばっちり目が合った
すると、すぐに目を逸らして一言呟いた


大和守「………せっかく主と二人きりだったのに……」


俺だって、あるじさんと二人きりになりたいよ…なんて内心で思っても口には出せなかった


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