第49章 大荷物の買い物
〜 帰り道 〜
『日本号、それ重くない?大丈夫?』
日本号「これくらい軽いもんだろ」
『いや、全然軽くないでしょ…それ』
日本号は大量のお酒を抱えていた
重いってゆう素振りは見せないけど、相当重いんだろうなぁ…なんて思ってしまった
てか、ほんとに皆いい筋肉だ…
そんなことを考えていれば、小狐丸が話し出した
小狐丸「本丸まではあと少しですから、頑張ってください」
『…………』
その言葉に、私は小狐丸の方に目を向ければ、何故か小狐丸は手ぶらだった
その様子に私はフリーズしてしまった
そして、すぐに我に返ればすぐさま小狐丸にツッコミを入れた
『ちょ、なんで手ぶら!?少しくらい荷物持てやぁぁ…!可哀想でしょ!?』
小狐丸「私は主と言う荷物がありますので…」
『え?何言ってんの…?大丈夫?』
蜻蛉切「主、自分達は日頃から鍛えてますから、こんな荷物くらい軽いものです」
同田貫「だな。それに、いいトレーニングにもなるしよ」
な、なんて男前なんだお前ら…
私は非常に感動した……!
それに比べて小狐丸は意味の分からないことを言ってるし、後でプレゼントした櫛を没収したろうか、ほんとにもう
そんなこんな話しながら歩いていれば、急に雲行きが怪しくなり、ポツリと雨が降ってきた