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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第49章 大荷物の買い物





『小狐丸の髪には敵わないけどね?』


小狐丸「いえ、私はぬしさまの髪が好きです。この指通りの良い髪質…何よりぬしさま自体が好きですが」


そう言って、ほんのり微笑む小狐丸
美形に好きと言われて嬉しくない女子なんていないと思う
そんな私は嬉しさでニヤけそうになるがグッと堪えお返しに同じ言葉を返してみた


『あ、ありがとう…小狐丸……。好きだよ?』


小狐丸「……………………」


私の言葉に小狐丸フリーズして一瞬で重症になってしまった
そして真っ赤な顔を手で覆った


『あれ?小狐丸照れた?』


小狐丸「……はい…ぬしさまにそんな事を言われては…」


照れ隠しをするように目を逸らす小狐丸が可愛く見えた

なんだろう、すごく可愛い…!写真に納めたい……って、カメラ本丸だし……くっそ!
これよ、日常的な風景!!!

そんなことを考えていれば、買い物に行っていた三人が荷物を抱えて戻ってきた


日本号「買い物終わったぞ」


蜻蛉切「こちらも無事に買えました」


同田貫「俺の方も多分大丈夫だ」


『あぁ、三人ともおかえり!いやぁ、おかげでのんびり出来たよ…ほんとにありがとね?』


私は三人に近寄れば軽く頭を下げた
すると、日本号は私の頭をポンとすれば先を歩いて行ってしまった


日本号「ほら、帰るぞ〜」


なんだあのクールな感じは…!
キャラ作り?キャラ作りなの!?
不覚にもキュンとしたよ、私!


『ほら、小狐丸も帰ろう?』


照れ疲れたような小狐丸に声をかければふらりと立ち上がった


蜻蛉切「主、小狐丸はどうかしたのか?」


『あ、ちょっとした疲労じゃないかな!大丈夫、帰って休んだら復旧するって!』


同田貫「復旧って……お前な…」


そんな他愛のない話をしながら、私達は仲良く本丸へと帰城したのだった


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