第49章 大荷物の買い物
『お菓子の好みを聞いておけばよかった……』
同田貫「……どんまい」
あれから私達はお菓子を買いにお菓子屋さんへと入店した
たくさん並ぶお菓子を見ながら悩んだ
何故なら包丁にお菓子の好みを聞いていなかったからだ!
あぁ、こうなるなら包丁連れてくればよかったかなぁ……いや、でも信濃と後藤も行きたがってたし、贔屓みたいになっちゃうし…ダメダメ……!
日本号「いつまで悩んでるつもりだ?日が暮れるだろ…これ」
小狐丸「ぬしさまは慎重な御方ですから…待ちましょう」
〜 数時間後 〜
『ん〜……包丁この間何買ってた!?』
蜻蛉切「あ、いや……自分はその時買い物に行ってないので何とも……」
『たぬたぬ、わかる?』
同田貫「わかるわけねぇだろ…これで分かったら逆にすげーわ」
あれから早くも一時間が経っている
どのお菓子にするか悩み過ぎて私は時間を忘れていたらしい
『やっぱりさ、金平糖がいいかn……』
日本号「いい加減にしろっ…!お菓子なんざどれも同じだろ…!そうだな…これとこれ、それとこれ…あぁ、めんどくせぇからこれも買っとけ」
私の言葉を遮るかの様に話し出す日本号
痺れを切らしたのかお菓子を適当に掴むば、カゴにわっさわっさ入れれば、私の財布を横取りして会計に行ってしまった