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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第48章 買い物のお手伝いさん





『くっそぉ……逃げられた…!』


鶴丸め……逃げ足が早い…!
逃げる奴より、行きたいって言ってる包丁達の方が……いやいやいやいや、ダメダメ、騙されるな……
包丁はお菓子しか持たない、そう確信してるよ私は!


『はぁ、誰か荷物持ってくれる優しい子はいないかな…



そう思いながら再び本丸を歩き出した
すると前方から蜻蛉切と同田貫が歩いてきた


蜻蛉切「主、お疲れ様です」


同田貫「よっ」


『あれ、二人揃ってどこ行くの?』


同田貫「鍛えに行くんだよ」


蜻蛉切「やはり、刀いえども身体が鈍りますから」


鍛えに行く、身体が鈍る……買い物の荷物持ち?
え、誘いざる負えなくないか?
この二人なら力もありそうだし、買い物に付き合ってくれるかもしれない!


『あのさ、良ければ今から買い物に付き合ってくれないかな?歌仙と光忠に頼まれてて…でも荷物が多くなりそうだから一人ではキツいかなぁって思って、手伝ってくれる人探してるんだけど…』


蜻蛉切「ええ、主の頼みならいつでも。力には自信もありますし、是非」


同田貫「俺もいいぜ。どうせ暇だったしな」


『ま、まじっすか!?ありがとう…二人とも優しくて私涙出ちゃうよ…泣かないけど!よし、そうと決まれば買い物にれっつらごーだ!二人共、よろしくお願いします!』


蜻蛉切「お役に立って見せましょう」


二人に軽く頭を下げてお願いすれば、蜻蛉切に頭をポンポンされた
それが何だか私にとってはすごく新鮮だった


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