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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第47章 お叱りは嫌ですね





宗三「貴女が健全な時なんてありませんよね」


『えぇ…私はいつでも健全です!ね、小夜ちゃん!』


私は小夜ちゃんに同意を求めるようにじっと見つめた
すると小夜ちゃんは一瞬フリーズしてから、コクンと頷いた

うん、なんだろう
フリーズした間がとても気になる
……小夜ちゃんに限ってそんな…!

そんなことを思いながら頭を抱えていれば、江雪が口を開いた


江雪「和睦ですね…」


『え?なんて?』


江雪「和睦です…」


『……和睦?』


江雪「えぇ」


あれ、どこが和睦なのかな!?
ただ私が変態みたいな扱いを受けてるだけですけど!?
だが小夜ちゃんにまで変態扱いはされたくない!
そう思い私は小夜ちゃんをみた


『小夜ちゃん、私は変態じゃないんだよ…?わかる?』


小夜「………………わかってるよ」


『ほんと?ほんとに?』


小夜「……………………うん」


『うん、ごめんね。なんかすごい長い間が気になって仕方ないんだけども…!小夜ちゃん、私は小夜ちゃんが好きなんだよ!片思いなんて嫌だよ!』


宗三「朝からうるさいですね…本当に」


私の声のトーンに喧しそうに顔を顰める宗三
その様子を江雪がそっと見守っている

そんな私の言葉に小夜ちゃんは言葉を返した


小夜「僕も、主の事は好きだから…安心して?」


『さ、小夜ちゃん……!!!小夜ちゃんと両思いだなんて、もう嬉しくて泣いちゃう…!』


宗三「誰も両思いとは言ってないです」


『うっさい。嫉妬は見苦しいよ、宗三』


宗三「はい?誰も嫉妬なんてしてませんけど」


あぁぁ、なんかあの澄ました感じが腹立つ!
そんな私の言葉に動じない宗三にイラッとしながらも、私は朝食を済ませた


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