第47章 お叱りは嫌ですね
『待って、なにこれ…朝テンションじゃない』
なんでこんなに騒がしいの!?
これは朝のテンションじゃない、昼のテンションだ
早く部屋から追い出したい……ほたるん以外…!
そう思っていれば、長谷部が私から皆を引き離した
長谷部「お前ら、朝餉が出来てるから広間にいっていいぞ」
大和守「えー、主と一緒に行く」
長谷部「主には今から話があるんだ!だから先に行っていろ」
長谷部の言葉に三人はしかたなく立ち上がれば、部屋を出ていってしまった
え?いや、待て待て待て待て…!
置いていかないで!?
これ説教フラグだからね!?
目覚めの説教とか精神的にしんどいからね!?
誰か…お助けぇぇぇぇえ!!!
長谷部「さて、主。審神者の仕事について、話し合いましょうか」
『…………あ、いえ、結構です』
長谷部「主!そうやって仕事をすっぽかしていいと思ってるんですか!?」
『すっぽかしてねーやい!こっちだって色々忙しいんですぅ!私の忙しさ、長谷部にわかるの?どうなの?』
長谷部「蛍丸と一緒に寝ている時間があるんですから、そこまで忙しくはないかと」
は?嫌味か!?嫌味なのか!?
私だって忙しいんだよ!
何が忙しいって、刀剣の面倒を見る事でだいぶ時間が削られてるんだけど!
昨日だって、鶴丸に神隠しに合いそうになるし、長谷部に吹っ飛ばされるし、落ち着いたらご飯食べて?
それから脇差にお風呂強制連行されるし?その後もなんかわらわら部屋に群がるし…暇なんか微塵もないんだよぉぉぉぉお!!