第7章 本丸を綺麗にします
やべぇ…呼び方気に入ってなかったらしい…
更に死亡フラグ……(チーン)
?「僕の名前は燭台切光忠。呼び方は、そうだねぇ…光忠って呼んでほしいかな」
優し気に微笑みながら頼まれた。
やだ、かっこいい←
『あいあいさー、光忠って呼ぶね?それで…それは?』
光忠の手には美味しそうなご飯が乗ったお盆を持っている。
燭台切「あ、うん。これはキミに。なにも食べてなかったよね?薬研くんに薬を飲ませる前に何か食べさせておいてって頼まれてね」
『あぁ…あのエロショタっすか…ってことは…これ食べてから薬研がくる!?』
燭台切「うん、風邪薬を持ってね。…ってどうしたの?その格好…」
食事の乗ったお盆を畳に置きながら私の格好をジッと見てきた。
『へ?あ、あぁ、さっきお風呂入りに行ったんだけど…置いておいた着替えがなくなってて…イケメンに借りました』
燭台切「イケメン…それなら僕に言ってくれれば良かったのに。服くらい貸すよ、いつでも」
食事を置いてからその場に座り込みながら微笑む光忠。
え…まさかこの人、居座る気か!?
まじか…警戒せねば……←
『服がなくなることなんて無いので大丈夫です、お借りすることは無いですね…きっと。これはたまたまですから…!』
燭台切「でも、何か困ったときは言ってね?さ、冷めないうちに食べて」
『あ、ありがとうごさいます…』
少し頭を下げてから箸を持ち、食事に箸を伸ばした。