第7章 本丸を綺麗にします
私はまんばくんに部屋の前まで送ってもらった。
山姥切「じゃあ、俺はここで」
『ありがとうまんばくん!あ、これ洗濯したら返しに行くからね!』
山姥切「……別に、そんなの気にしなくていい。じゃあな」
一瞬だけ私の顔を見てまんばくんは去っていった。
まんばくんの背中を見送った後、私は部屋へと入った。
『はぁ…よき出会いだった…』
まんばくんとの出会いに浸ってから部屋を見渡せばこんのすけの姿は無かった。
『あいつめ…また居なくなった…水風呂の事、愚痴ろうと思ってたのに…!!!』
そんな事を一人で話していれば襖越しに声がした。
?「審神者さん居るかい?」
この声…どこかで聞いたことあるような…
『え、あーはい、一応居ます』
?「一応って…じゃあ、少し失礼するよ」
私に許可を取りつつ、部屋に入ってきたイケボの人。←
誰だろうと思いつつ入ってきた人の顔を見た。
『あ、…なんだ、れっつぱーりーさんではないか!!!』
なんだ、夕方に会ったれっつぱーりーさんではないか!
そういえば一対一になったことなかったな…
え、これって死亡フラグ!?!?!?
ま、ま、まさかね……
?「えっと…その呼び方やめてくれないかな…?」
『え…気に入らないか…じゃあ、なんてお呼びしたら?』