第46章 ご機嫌斜めな日もある
こんのすけ「こんのすけの目は誤魔化せません!それに、主様はわかりやすいですからね〜」
『そ、そんなこと…!』
こんのすけ「いーえ、わかりやすいですよ、とても!さて、そろそろこんのすけも御暇させてもらいます!一気に色々言ってしまいましたが、それはまた後ほどリストにして持ってきます!それと、今日の日誌もしっかりと政府に送ってくださいね!」
そう言って、こんのすけはテーブルに置いてあるノートパソコンを指さした
あれ、パソコンなんてあったんだ……そう思いながらパソコンに目をやる
『こんのすけ、パソコンなんてこの本丸にあったっけ?』
こんのすけ「いえ、政府から預かり持ってきただけです!用紙に書くよりもデジタルの方が主様もやる気になるかと!」
『まぁ、パソコンの方が楽だけど…正直日誌を書くことすらめんどくさいってゆうか…』
こんのすけ「主様、いい加減にしてください!もっと主様の自覚を持っていただきたいですぞ!」
表情が変わらないまま、こんのすけは私に説教をしてくる
私は自覚がないとかそうゆう問題じゃなくて、とびっきり素直なだけだよ…本当に!
まぁ、クビにされたくないし…今日の日誌書くかぁ……
『分かったよ…書く書く。書いたら政府に送信するから、そう伝えといて〜』
こんのすけ「はっ…!主様がやる気に…!これは政府様にお伝えしなくては…では、主様、また来ますね!」
そう告げれば、こんのすけはボフンっと白い煙と共に居なくなった