第46章 ご機嫌斜めな日もある
こんのすけ「主様…まさか、好きな刀剣がいらっしゃるのですか!?」
『い、いやいやいやいや!そうゆう事じゃなくて!』
こんのすけ「なら、刀剣と夜伽でも?」
次から次へと嫌なところをついてくるこんのすけ
すっごく言い難いから言いたくないんだけど…!
『いや、その……って、どうでもいいじゃんそんなこと!それで!?出来るの!?出来ないの!?』
私はこんのすけを抱き上げブンブンと揺さぶった
こんのすけ「あ、主様!落ち着いてください!目が回ります…!」
『え、あ、ごめん、つい』
理由を聞かずにさっさと教えてくれたらいいだけなのに…
そう思いつつ、こんのすけを畳へと下ろした
すると、こんのすけはゆっくりと話し出した
こんのすけ「コホン……、えー、人間と刀の間に子供は出来ません。なので、主様が色んな刀剣に抱かれても何も問題は無いのです」
『……だ、抱かれたなんて一言も言ってないし!』
こんのすけ「でも性的な事が気になったからこの、こんのすけに聞いてきたんですよね?」
こんのすけの鋭い眼差しが私に刺さる
図星つかれ過ぎてなんて言ったらいいかわからない…!
私はこんのすけからそっと目を逸らした
『いや、ま、まぁ……その……』