第46章 ご機嫌斜めな日もある
こんのすけ「他の本丸は、主様の本丸みたく騒がしくはありません!」
『いや、ここの本丸だって静かよ!?』
こんのすけ「………………」
『…その目やめようか』
こんのすけはジト目で私を見てくる
私の本丸だって…そんなに騒がしいわけ……
長谷部「主!今日はこの長谷部が添い寝します!」
鶴丸「おっと、抜け駆けはいけないぜ?主、今日は俺と寝よう!」
加州「いーや、俺!」
大和守「いやいや、僕だよ!」
長谷部「っ、なんだお前らは!次から次へと…!」
嫌な予感は的中してしまった
声をかける前に私の部屋の襖を開ける刀剣達
一応レディの部屋なんだけど!?
それしてもうるさいな、こいつら…
よりにもよってなぜ今……!
『ちょっと…騒がしいよ…!』
鯰尾「主!コイツらに馬糞投げていいですか?邪魔者は先に片付けないと!」
『うん。どっから湧いたのか知らないけど、とりあえず落ち着いて鯰尾。てかどっから馬糞持ってきたの、やめなさい』
はぁ、私の一人の時間ってないのかなぁ…
たまにはゆっくり休みたいよ…!!
すると、こんのすけが刀剣達を見ながらふむふむもこえをもらす
こんのすけ「やはり、賑やかな本丸ですね!ブラックだったとは思えないくらい!これは政府様にご報告しなければ…!」
『いや、そんな報告じゃなくて、ここの本丸は刀剣達が私に絶対服従してくれてとても静かで雅漂う素敵な本丸ですって報告しなさい』
こんのすけ「そんな嘘がよく出ますね、主様…!この本丸に物静かで雅漂う要素など一つもありませんぞ!」
『なんだと……!?こりゃ、歌仙も激おこプンプン丸だね』
鯰尾「主はいつも歌仙さんに怒られてるよねー」
『うるさいよ、鯰尾。馬糞捨てなさい』
未だにバケツに馬糞を持ってる鯰尾
いい加減捨ててきてほしいんだけど!