第45章 脇差とのお風呂タイム
和泉守「おい国広ー、風呂入るなら言えって……なんでお前が居るんだよ…!」
風呂場に入ってきたのは和泉守だった
私の姿を見るなり、目を見開いて驚いている
『いや、脇差にお風呂誘われたから…』
和泉守「誘われたからって、入らねぇだろ…普通……」
まぁ、私が脇差とお風呂に入ってるなんて思わないよね…
そう思いながら和泉守を見ていれば、和泉守は頬を少し赤らめて目を逸らした
照れてる?照れてるのか?
すると、和泉守は堀川に目をやった
和泉守「……国広、背中流してくれ」
堀川「あ、うん!じゃあ、主さん。僕今から兼さんの背中流してくるからここでしつれいするね?」
そう言ってお風呂を上がれば、和泉守と共に洗い場へと行ってしまった堀川
あぁ、和泉守が羨ましいよ……
あんなに堀川と一緒に居られて、和泉守は幸せもんだ…
そんなことを考えながら、堀川を見送ればだいぶ体も温まりそろそろ上がろうと思い脇差に声をかけた
『じゃあ、私もそろそろ上がるね?』
鯰尾「えー、もうですか?」
『逆上せたら嫌だからね〜…じゃあ、お先に』
そう伝え、私は立ち上がりお風呂場を後にした
浦島「あーあ、もうちょっとあるじさんと一緒に居たかったなぁ」
物吉「でも逆上せたら大変ですからね…」
にっかり「うん、主がダウンしてるとこの本丸の空気がどんよりしてしまうからね」
なまえが去った後も、脇差達は主の話で盛り上がっていた