第44章 反抗的な日もあるよね
もしかして…私蛍丸に嫌われた!?
ま、ままま、まさかね!
ほたるんに限ってそんなこと……
と、とりあえず…もう一度話しかけてみよう……
『ほたるん…怒ってる…?』
蛍丸「…………」
な、なんてことだ!
愛しの蛍丸が初めて反抗したんだけど…!
えっ、嫌われた……だと……?
嘘だろっ……誰か嘘だと言ってくれ……!!
その様子を見ていた明石と愛染は何故か口出しをしてこない
むしろ笑ってる気がするんだけど…!
私がほたるんに見捨てられたのがそんなに面白いのか!?
コイツら……特に明石…許せん!!!
『そこ、表出ろや』
明石「なんのことです?」
『笑ってるんだよ、顔が!』
明石「気の所為ちゃいます?ほんなっ、笑う要素無いですわ…っ…」
『いや、完全に笑いこらえてるよね?絶対笑ってるよね?殴るよ?』
はぁ、もうなんなの…!
それよりも蛍丸に嫌われたのは…傷が大きい……
鶴丸に神隠しされるよりもずっと傷が大きい…
ちょっと距離置いて様子見るか……
『あ、ちょっと他のテーブル行ってくるね!』
私は今ここに居るべきではないと思い、自分の食事を持ち立ち上がった
そして空いてる席に腰掛けて蛍丸の様子を伺った