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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第44章 反抗的な日もあるよね





『…………ん』


ちゅっと優しく触れるだけのキスをすれば、長谷部は満足そうに微笑んだ


長谷部「主のキスは可愛らしいですね…もっと激しいのが良かったなんて、口が裂けても言えません」


『………………』


口が裂けても言えませんとか言いながら、ばっちり口に出てるよね
本当にわざとらしいよね、この子!


『とりあえず降ろして』


長谷部「まぁ、今日の所は勘弁します。約束は約束ですからね」


長谷部は、諦めたようにゆっくり私を地へと降ろした

はぁ、地に立つことがこんなにも安心するとは…
そんな事を考えつつ、長谷部と他愛のない話をしながら広間へと向かった



数分かからず、広間へと到着した
開いた入口からはザワザワと騒がしく、刀剣達が集まっているのだとすぐに分かった

なんか、だいぶ入りにくい気分だけど…皆にも無駄に心配かけちゃったし一言謝っておくか……


私はそう思い、騒がしい広間に足を踏み入れた
すると私に気付いた刀剣がこちらを見た


『…あ、みんな……今日は心配かけてごめ……ん!?』


心配かけてしまったことを謝ろうと口を開けば、誰かが私に向かって突進してきた
そして耐えきれずその場に尻もちをついた


加州「主…!主……!」


大和守「主おかえりっ……!会いたかったよ…良かった、無事で…」


なぜか私に抱きつきながら泣きじゃくる二人
そんな二人の頭を優しく撫でた


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