第42章 本丸は大騒ぎ
骨喰「っ、撫でるな…」
頭を撫でたことにより、ほんのり頬を赤らめる骨喰
その姿がいつもより可愛く見えた
『あぁ、骨喰可愛いね…』
骨喰ってこんなに可愛い子だったっけ?
でも可愛いからこれはこれで得だ!
すると、鯰尾が再び私に寄ってきた
鯰尾「主、俺も!」
『鯰尾はさっきちゅーしたでしょ』
鯰尾「えー、ちゅーくらい…いいじゃないですか!」
『私をなんだと思ってるんだアンタは』
人懐っこいのは可愛いんだけど、色々ノリが軽いんだよなぁ…鯰尾は
私はおもちゃじゃないんだよ?分かるかな?
まぁそんなこんな甘やかしちゃうんだけど…!
さて、そろそろ自室に戻ろうかな…
なんかいつの間にか部屋が刀剣で溢れてるし
『さて、私はそろそろ自室に戻るね?』
五虎退「もう、行っちゃうんですか…?」
『うん、ちょっとやりたい事もあるからね』
私は寂しそうな顔をする五虎退の頭を優しく撫でた
そして、立ち上がれば鳴狐も同じく立ち上がった
鳴狐「部屋まで送る」
『え、いいよ…そんな』
鳴狐「…良いから」
そう言って鳴狐は先に部屋を出た
私はお言葉に甘えて、短刀達に一声かけてから鳴狐の後を追いかけた