第7章 本丸を綺麗にします
『確かここに置いたはずなんだけど…なんで無くなってるの…これじゃ出られないじゃん!!!』
まぁバスタオルが残ってたことが唯一の救いだが……。
さて、どうするか……とりあえず体を拭くか
濡れた体と髪をざっと拭いてバスタオルを体に巻いた。
『シャンプーとかはここに置かせてもらおう。また使うし』
カゴに入ったシャンプーなどは空いてる場所に置かせてもらい、とりあえず今どうするかを考える。
『きっと今なら誰もいないし、このまま部屋に戻るか…どうせタオル巻いてるし』
そう考え、脱衣所から出た。
『うっわ…寒い…でも逆上せたからちょうどいいかもっ…て、うわっ…!!』
少し足早にお風呂から離れた審神者部屋に向かう途中、曲がり角を曲がったら誰かとぶつかり私は尻もちをついた。
?「っ、誰だ……っ!?」
『いったたた…って…お、おばけ…!?』
打ったお尻を撫でながら顔を上げれば、なにやら白い頭巾のおばけが立っている。
?「誰がお化けだ…俺は山姥切国広だ」
『山姥…?………刀剣男子!?!?』
山姥切「そうだが…って、お前…なんだその格好は…!//」
『え…、えっと…お風呂上がりで…』
まさかこんなところで新たな刀剣男子に会うなんて…ついてない…。ここで斬られたら終わりだよ…