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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第42章 本丸は大騒ぎ





長谷部「……!」


長谷部は、なまえを押し飛ばしたことに冷静さを取り戻してハッとした
そして、自分のしたことに顔を青ざめふらっとしてした


長谷部「……俺は…主になんてことをっ……」


一期「…鶴丸殿も、長谷部殿も…主の扱いには気をつけてください。この本丸には、あの方が必要なのですから…」


石切丸「…そうだね。主の代わりは、何処にも居ないのだから…粗末に扱うのは良くないよ」


長谷部「……すまん…」


鶴丸「………」


三日月「……主が来てから、ここは平和に満ちた。それは紛れもなく、今の主のお陰だ…分かっているか?」


三日月は、少し怒ったような…それとなく悲しげな面持ちで長谷部と鶴丸に問い掛ける

すると、2人はバツが悪そうに顔を逸らした


鶴丸「そんなことくらい分かってる…。分かっているからこそ…主がすごく愛おしくなるんだ…、もっともっとって……どんどん求めたくなる。これは俺だけじゃないはずだ…」


鶴丸の言葉に、その場にいた者は少しだけ俯いた


加州「そりゃ、俺だって主を独り占めしたいよ。でも、神隠しなんてしたら、もっと主が遠くなっちゃう気がするんだよね。俺は、主が自分だけのモノにならなくてもいい…だって、主の傍に居られる今が…一番幸せだからさ」


小烏丸「そうだな…今を感じられるのは今だけだぞ…?もっとよく考えて行動をしなければいけないな。それに、主がここに来たのも、我らの主になったのも…これも運命というものよ。欲望に飲まれる前に、もっと相手を大事にすることだな」


その言葉に皆静かになった

そして長谷部と鶴丸は反省したのか、一言謝罪をした


鶴丸「すまない…」


長谷部「俺もすまん…少し頭を冷やしてくる」


そう言って、長谷部はその場を後にした


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