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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第42章 本丸は大騒ぎ





長谷部「貴様っ……!主になんてことを…!」


鶴丸「…お前には関係ないだろう」


長谷部「っ、関係ないとはなんだ!主はお前だけの主じゃないんだぞ…!」


鶴丸の態度に、長谷部は鶴丸の胸ぐらを掴んだ

一触即発の場面に私は驚き、すぐに止めに入った


『ちょ…!やめなって…、私は大丈夫だから!ほら、こうして無事に帰ってこられたし…!』


長谷部「っ…うるさいっ!」


『ひゃっ……!』


私は、長谷部に突き飛ばされた
そしてその場に尻もちを付いてしまった

長谷部は相当怒って頭に血が登っているせいか、いつもの長谷部ではなかった


『いっ……』


山姥切「!大丈夫か…!?」


尻もちをついた私に心配したようにしゃがみこんでくれるまんばくん

まさか長谷部に突き飛ばされるなど思ってなかったため、私は一時放心状態になってしまった


蜻蛉切「長谷部、主になんてことを…!」


堀川「主さん、大丈夫!?怪我してない…!?」


『あ、うん……大丈夫…』


薬研「擦り傷も多いな…大将、手当してやるから部屋に行くぞ。厚、肩貸してやってくれ」


厚「えっ?あ、お、おう!」


一部始終を見ていた厚を含む短刀達は驚きを隠せないようだった
薬研の言葉に厚はハッとし、なまえの手を肩にかければ反対の手を薬研の肩にかけられる

そして部屋へと連れられていった


一期「……皆も、部屋に行ってなさい」


その場にいた小さい子へ、部屋に戻るように声をかけた一期
すると、皆苦しげな表情をしながらも部屋に戻っていった


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