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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第42章 本丸は大騒ぎ





私は鶴丸にお姫様抱っこされたまま本丸へと戻ってきた
すると、縁側にたくさんの刀剣が集まっていた

あれ、あんなに集まって何をしてるんだろう
鬼ごっこ…とか?それにしては楽しくなさそうだけど


そんなことを思っていれば、私達の存在に気付いた一期が目を見開いた


一期「…主殿!」


その一期の言葉に全員がこちらを見た

え、なにこれ怖い……
一体私がいない間に何があったというのだ…


そんなことを考えていれば、鶴丸は私をそっと降ろした

それと同時に私の傍に刀剣が寄ってきた


蛍丸「主…無事でよかった……」


山姥切「……心配をかけるな」


『え?あ、うん?』


今にも泣き出しそうなくらい寂しげな顔をする皆
その顔に私は頭にハテナを浮かべた


一期「主…、無事に帰ってこられて…本当に安心いたしました…」


一期は優しく私の身体を抱きしめてくれる

その行為に、皆私の事を心配してくれていたのだと理解した
鶴丸が私を神隠しする事は、知っていたのだろう…だからこんなに心配してくれて泣きそうになっていたのだ…


『ごめんね、心配かけて…』


その言葉と共に、鶴丸の方から怒鳴り声が聞こえてきた


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